一目散で駆け抜けた君

紹介する友人は中学時代の同級生で、高校はそれぞれ別の高校に進学していました。ある日二人でたまにはオシャレな服でも買い物に行くかと駅に向かうと駅近辺に私の高校の同級生四人ぐらいがたむろっていました。
そのうちの一人はガラは悪いのですが身なりだけで誰にでも気さくに声をかけるいわゆるお調子者キャラです。
その他三人も目付きが悪かったりはしますが、いわゆる不良ではなくごく普通の高校生です。
友人と話していたため、当初は気づかず友人が先に気付きました。
そのタイミングでお調子者がおいこらぁと恫喝するような感じで声をかけます。
高校ではよくこういう声のかけ方を誰にでもしてたのでやれやれとそちらを見ると友人が袖を引っ張って逃げようと言ってきます。
え、いや、大丈夫だよと伝えたのですが友人はお調子者がまた声を出したタイミングで脱兎の如く逃げ出してしまいました。
えっ、待てよと呼び止めましたが振り返らず一目散でした。
後日この話をすると友人はいや、奴ら何かナイフみたいなのを持っていた、相手が二人ぐらいならいけたと謝るどころか自己擁護の言葉ばかりを並べてきました。
普段は若干イキっている癖に情けないなぁと思いましたが、妙にウマが合うので社会人になった今でも友人として付き合いは続いています。社会人になって変わったのか、あの話をすると素直にビビっていた、あの時はすまんなと謝ってくるようになりました。
今では互いに笑い話です。昨日も大相撲のチケットを買って一緒に観戦してきましたw

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